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freee流!freeeプロダクト活用術&開発の裏側

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「フリー株式会社のバックオフィス担当者のプロダクト活用術」と「その裏側でアップデートを繰り返し、進化し続けるfreee開発の裏側」に関する記事をまとめています。
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【マガジン紹介】freeeプロダクト活用術&開発の裏側

「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに、個人事業主も法人も、だれもが自由に経営をするための統合型経営プラットフォームをつくるフリー社。私たちが提供するfreeeプロダクトやサービスはユーザーのみなさまといっしょに、日々成長し、便利に、アップデートしています。 noteマガジン「freee流プロダクト活用術&開発の裏側」は、フリー社のfreeeを活用する知恵や、社内での実践をプロダクト開発に反映する際の想いを届けるべく、このマガジンを立ち上げることにしました。

150人分の入社対応が3倍速になった、労務体験談

私たちは「freee会計」や「freee人事労務」など、バックオフィス業務を改善する統合型クラウドERPを提供する、IT企業です。 このマガジンでは、日本で一番freeeを使いこなしているフリー株式会社(以下、freee)の労務担当者のリアルな事例をご紹介します。「基本は使えているけどまだ知らない便利機能がありそう!」と思っているユーザーさんへ、ちょっとためになる活用のヒントが見つかると嬉しいです。 freeeには2022年6月から今までの間に500人以上の新しい仲間が加

freee人事労務で、トランスジェンダーの「生活上の性別」と「戸籍上の性別」の管理が分けられるようになった話。

freee DEI leadのmioです。6月はプライド月間(PRIDE month)のため、freeeの「ジェンダーによらず活躍できる環境づくり」の事例をご紹介をさせていただきます。 ※プライド月間(PRIDE month)とは?はこちらがよくまとまっています。 「社会全体を前に推し進めるべく、本質的であればあえてリスクを取って挑戦していく」freee人事労務での取り組みについて freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションのもと、だれもが自由に経

Bundle で Atlassian アカウントの作成・グループ追加・棚卸しを追加オプションなしで可能! freee 社内からの要望が実を結ぶ

こんにちは。freee で CIO として社内IT全般の責任者を担当している 土佐と申します。 freee では、自社のサービスを我々自身でも積極的に活用することを通して、サービス価値向上に取り組んでいます。この記事では、社内の情シスチームでのそうした取り組みを紹介したいと思います。 2023年に freee が買収したプロダクトである Bundle は、SaaS のアカウント管理を簡素化するサービスです。この Bundle は、アカウントの棚卸しや発行、削除を自動化する

本屋の副店長は、AIのくらげ?ChatGPTを実務で活用する狙いとは

どうやったらAIを、実務で使えるのか ー この記事では、蔵前の本屋「透明書店」でのAI活用に迫ります。AIは、副店長の役割を担う予定になっていて……?  以降はライターの中前さんに取材いただきました。 書店でテクノロジーを実験する今日もfreeeのオフィスにやってきました。 「はじめまして」 そう挨拶を交わしたのは、freeeで「AIプロダクトマネージャー」をされている木佐森慶一さん。透明書店で、近頃なにかと話題のAIに関するプロジェクトが始動したと聞きつけて、お話を

【書店×AI】棚貸し事業スタート!IT企業ならではのエッセンスを加えたくて……

freee社内の有志メンバーが、透明書店を舞台に実務・実験をおこなうプロジェクト「くらげ会」。さまざまなスキルを持つプロフェッショナルが集い、通常業務の傍ら、書店の現場で試行錯誤を重ねています。そんなくらげ会での体験談を紹介する連載『freeeの現場奮闘記』。今回は、2024年5月からスタートした棚貸し事業にフォーカスを当てます。 代表の岩見と、立ち上げ時からAI領域を担当してきたチェン(オフィスネーム)が登場。スモールビジネスの現場で得た気づきを赤裸々に話します。 今回も

「やっぱり、リアルな経験がしたかった」freeeの現場奮闘記×販売・在庫編

最初の仕事は「シュッとした」レジ選び!?――今日はよろしくお願いします。ぱんださんはくらげ会で、商品在庫管理や発注業務を担当されているとのことですが、具体的にはどんな仕事をしているのでしょうか? 透明書店では、書籍とグッズを販売しています。有形商材を扱うビジネスなので、物の動きをいかに正しく管理するかが重要になります。どの書籍をいくつ仕入れたか。いくつ売れて、店頭にどのくらい在庫が残っているか。このような基本的な情報を管理するためにシステムを整えるのが、私の仕事です。それに

グローバルチームのデザイナーが、freee人事労務 iOSアプリの英語対応をリリースした話

グローバルデザインチームでマネージャーをしているHalです。普段はグローバル開発チームと一緒に英語で税理士さん向けの新規プロダクト開発を担当しています。今日は最近リリースしたfreee人事労務アプリの英語対応について話します。 この記事では、僕がなぜfreee人事労務という別チームのモバイルアプリの多言語対応機能を企画し、自ら実装し、リリースするまで至ったか、その道のりについて紹介していこうと思います。 記事のサマリfreeeのミッション実現とグローバル開発チームの未来の

「人を雇うって、こんなに大変なの!?」freee社員が書店の労務をやってみたら、戸惑いの連続で…

透明書店を舞台に、実務と実験をおこなうプロジェクト「くらげ会」。freee社内からさまざまなスキルを持つ有志メンバーが集い、通常業務の傍ら、さまざまな試行錯誤を重ねています。 そんなくらげ会メンバーのリアルな体験を紹介する連載『freeeの現場奮闘記』。今回は、立ち上げ時に労務領域を担当していたnikoさん、yoshiyoshiさん、fujiさん、semiさん(オフィスネーム)にインタビュー。スモールビジネスの現場で得た気づきを赤裸々に話していただきます。 今回も、聞き手は

「残高が合わない」「マニュアルが複雑すぎ」頭を抱える経理担当に認定アドバイザーがアドバイス

透明書店を舞台に、実務と実験をおこなうプロジェクト「くらげ会」。freee社内からさまざまなスキルを持つ有志メンバーが集い、通常業務の傍ら、さまざまな試行錯誤を重ねています。そんなくらげ会メンバーのリアルな姿に迫る『現場奮闘記』。 今回登場するのは、2024年3月まで会計・経理を担当していたタイジュさん、リコさん、そして「くらげ会秘書」として活躍しているロッキーさん。透明書店の煩雑な経理業務をどう乗り越えたのか。どんな課題に直面したか。リアルな経験談に迫ります。記事後半では、

freee社員が書店の会計業務にトライ。「会計まわりのリアルを体感できました…!」

GWの中日、朝から晩まで経理業務に追われ――namiさん、kibaさん、今日はよろしくお願いします。お二人は通常業務を行う傍らくらげ会に所属し、透明書店の会計・経理にまつわる仕事を担当されています。主にどのような作業を任されているのでしょうか。 kiba: 僕らの役割は、透明書店で発生したすべてのお金の動きを管理・処理することです。具体的には領収書のチェックや請求書作成、支払い手続き、従業員の給与支払い……など、挙げればキリがないほど細かい作業がたくさんあります。基本的に役