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freeeプロダクト活用術&開発の裏側

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「freee製品・プロダクトの活用術」と「freeeの裏側」に関する記事をまとめています。
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#開発の裏側

【マガジン紹介】freeeプロダクト活用術&開発の裏側

「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに、個人事業主も法人も、だれもが自由に経営をするための統合型経営プラットフォームをつくるフリー社。私たちが提供するfreeeプロダクトやサービスはユーザーのみなさまといっしょに、日々成長し、便利に、アップデートしています。 noteマガジン「freee流プロダクト活用術&開発の裏側」は、フリー社のfreeeを活用する知恵や、社内での実践をプロダクト開発に反映する際の想いを届けるべく、このマガジンを立ち上げることにしました。

生活の一部となった「モバイルアプリ」のアクセシビリティ向上を目指して──『モバイルアプリアクセシビリティ入門』刊行記念イベントレポート

NTTドコモ モバイル社会研究所の発表によれば、2024年における携帯電話所有者のスマートフォン比率はなんと97%にもなります。 今や、ほとんどの人がスマートフォンを手にしていて、生活の一部となっています。 日本での障害者手帳所持者は約610万人、うち身体障害者は約416万人とされ、モバイルアプリのアクセシビリティ*について影響を受けやすい、視覚障害・聴覚障害・肢体不自由に限っても、約223万人いらっしゃいます。 スマートフォンには、だれもが制限なく利用できるよう「アク

監査もスムーズに!内部監査的freee会計の活用術

freee会計において、普段の経理業務効率化や経営管理などができることは知られているかと思いますが、この記事ではフリー社で内部監査を担当する私のfreee会計の活用術をお伝えします! 三句サマリー 今回記載する監査テーマは「購買監査」です。 実際の業務フローに沿って、どのようにfreee会計を使っているかをご説明します。 STEP.1 準備考えられるリスクをとにかく書き出します。重複OK!とにかく量が大事です 書き出したリスクが何故ダメなのか、本当に問題なのか、顕在化

小口現金管理における負の解消を目指した「freee支出管理」の新機能開発の裏側

マジ価値サマリー(この記事のポイント☝️) 2024年9月、「freee支出管理 小口現金(以下、小口現金機能)」の提供を開始しました。 「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げるフリー社が、スモールビジネスのリアルをより実感するために2023年にオープンした「透明書店」。 その透明書店で実際にプロダクトを導入したことを元にフィードバックを経て、プロダクトが改善されたという小口現金機能。一体、どのように取り組みが進んだのでしょうか。 今回はこの小口現金機

freee会計の業務フローをスムーズに!新メニュー(β)リリースの裏側!

この度、2024年10月17日に、freee会計の新メニュー(β)をリリースしました! 主な改善点と、その裏にあった課題をお伝えします。 デザイン変更に合わせ、メニュー構成の変更も決断きっかけは、freeeのメニューデザイン共通化プロジェクトがはじまったことでした。 これは、freeeに新たな製品(プロダクト)がどんどん生まれる中で、複数のプロダクトを使ってくださる方々が、それらをよりスムーズに使えるようにすることを目的に検討が始まったものです。また、メニューバーを縦向

働く人をよく知るため、義務以上にサポート「体調“ワカル”アンケート機能」開発の裏側

マジ価値サマリー(この記事のポイント☝️) 2024年7月、健康診断やストレスチェックにおける回答進捗管理や電子申請などの業務を効率化する「freee人事労務 健康管理」における「体調“ワカル”アンケート機能」の提供を開始しました。 この機能をリリースするにあたり、プロダクト開発チームは、社内の労務担当者へのヒアリングや、テストを実施。どのように社内テストが行われたのか、そこの気づきからの今後の展望をお届けします! 従業員の体調変化に気づくための「体調“ワカル”アンケー

情シスの現場を深く知り、プロダクトを磨くBundle by freee開発の裏側

マジ価値サマリー(この記事のポイント☝️) フリー社は、「Bundle by freee(以下、Bundle)」という情報システム・IT・人事・総務向けの作業を自動化するプロダクトを提供しています。 当社の情報システム部門、IT Produce部 Corporate ITチーム(CIT部門)は、自分たちでも積極的にこのプロダクトを活用して、作業を効率化するだけでなく、開発チームとともに、Bundleの改善を重ねています。 この記事では、Bundleの開発・連携をどのよう