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やらなきゃ見えないことがある

皆さん、初めまして。医療福祉セールスのKEIと申します。
この記事はfreeeDEIアドベントカレンダー「私とDEI」12日目の記事です。

剣道に明け暮れた日々

「17年間よく頑張ったね」
ちょうど今から1年前、父と母に最後の大会が終わり、声掛けしてもらったのを鮮明に覚えています。

僕は5歳の頃に剣道を始め、大学4年生までの17年間、ひたすら全国制覇を目指し、稽古に励んでいました。結果として団体全国3位/全国個人5位の成績を収めることが出来ました。

周りの大学剣道部同期の就職先の多くは、警察官/教員/実業団です。そんな中、僕はフリー株式会社を選択しました。

しかし、freeeへ入社すると、今まで海外留学や起業など、様々な経験をしてきた同期が多く、剣道以外の世界を見るのは初めての僕は、正直かなり不安ばかりでした。

剣道部の同期と比べても異色の道を歩み、かつfreeeの同期と比べても異色の道を歩んできた私がfreeeの「マジ価値」というものを体現できた話をさせていただこうと思います。

そもそも、マジ価値って?

今年の4月に新卒入社をして半年間、freeeのマジ価値という言葉をあらゆるところで耳にしてきました。

freeeのマジ価値とは、「ユーザーにとって本質的な価値があると自信を持って言えることをする」という意味を指します。

freeeのマジ価値にも細かく分類が分けられており、話し始めると止まらなくなるので、気になる方はこちらをご覧ください。笑

それでは本題に入ります。

不安ながらも、とにかく走った半年間

正直、僕はfreeeのカルチャーにあるマジ価値の意味は知っていたものの、どのように具体的に生み出せるのかはよく分かっておらず、「マジ価値2原則」「マジ価値指針」「freeeはマジ価値を届けきる集団」など、、、

果たしてこの集団に僕は入っているのだろうか?いつマジ価値というものを届けることができるのだろうか?入社して間もない僕はそんな感情に駆られながら、日々を送っていました。

入社して研修を終え、7月からセールス職として医療福祉チームに配属されました。

医療福祉チームとは、医療福祉業界に向けたコミュケーションを担当するチームであり、社内でも新規事業の部類でIT化やDXに課題意識がある業界を変えようと立ち上がったチームです。

チーム内の新卒は僕だけで、他全員が中途の先輩方、毎日チームに食らいつく事だけでも大変な状況でした。

そんなある日、僕はあるお客さまと出会いました。

偶然生み出した価値、いや、それは必然だった

10月中旬、従業員の3割の方が、目に障がいをお持ちのお客さまと商談をすることになり、商談中、何度もお客さまより、「全ての従業員が利用出来るシステムが良い」というような要望をいただいておりました。

freeeは、だれもが自由に経営できる社会を目指しています。僕はこのお客さまには、どうしてもシステムを使っていただきたい。どうにかfreeeの良さを伝えたい。その一心で、freeeのチーム外の方々に相談をして、実際にお客さまが使用できる環境に合わせた設定のデモ環境をセットし、訪問をさせていただきました。

訪問時にfreeeのシステムを実際に触っていただき、お客さまより『感動する』『使いやすい』という言葉をいただくことが出来ました。

この時初めて、自分がお客さまに本当の意味でfreeeの価値を届けきれたという感情になり、すごく嬉しい気持ちになりました。

ここで1つ気づいたのは、これがfreeeの目指す「マジ価値」だという事です。

マジ価値には色んな要素があると思います。あくまでも僕の意見になりますが、マジ価値は届けようとして届けるものではなく、目の前の仕事に全力を尽くすことで自然と生まれるアウトプットの形であるということです。

半年前まで剣道しか出来なかった私がfreeeでお客さまの声と共にマジ価値を体現出来る瞬間が味わえたのは、とてもいい経験となりました。

走って転んで立ち上がる、その先に見える景色がある

結局、カルチャーやマジ価値など、色々ありますが、そこまで難しく考えずにセールスであればたくさんのお客様と触れ合い、たくさんの意見を聞き、お客様に合ったご提案をする。

その中に価値が生まれてくる!!と僕は個人的に思っております。

僕からみるfreeeは、正解のない果てしない夢をひたすらに追っている会社に見えます。そのような環境で働くことができる僕は幸せ者です。

マジ価値を信じているからこそ、そこに対するアクションが打てる。アクションを打った結果マジ価値が生まれる。このサイクルが僕はすごく素敵だと感じています。

マジ価値はあくまでもアウトプットの形で生まれるもの。

だからこそ、個人の感情や行動に正解はない、目の前の仕事に全力で取り組むことがマジ価値への近道だと思います。

入社半年で感じた事を無我夢中に書きました。
これを見た皆さんが、少しでも目の前の事に向き合う大切さを再確認するきっかけになれば幸いです。

改めて、DEIアドベントカレンダーの1日をいただきありがとうございました!