年齢公表について私が思うこと
DEIアドベントカレンダー15日目を担当します。
広報・ブランドのazusa(社内ではあずにゃんって呼んでもらってます)です。
DEIと広報の2024年
私は広報として、日頃からfreeeのプロダクトやコーポレートに関する情報を 対外的に発信する役割を担っています。
DEIの取り組みも、「社会の進化を担う責任感(※)」を持つfreeeだからこそ、広報として社外発信活動に積極的に取り組んでいます。
今年もfreeeのDEIチームが率先して、さまざまな新しい取り組みに挑戦した1年でした。
中でも最も反響が大きかった発信は、freeeの夏休み子連れ出社企画「つばめっ子スペース」でした。
働きながら子育てする世帯にとって、夏休みは自宅で子供が1人お留守番、児童館がお盆休み、子供が児童館を拒絶…等、沢山の課題が付き物です。
freeeでは、DEIチームと有志の従業員を中心に子連れ出社企画に取り組みました。
つばめっ子スペースに関する詳細は是非、取り上げていただいた記事をご覧ください。
取材対応時の年齢公表について考える
さて、今回このDEIアドベントカレンダーでは、ここ最近自分なりの解にたどり着いた「年齢公表」について書きたいと思います。
つばめっ子スペースの取材でも、その他の取材でも起きるのですが、毎回記者から
「差し支えなければ、年齢を教えていただけますか?」
と、取材対象者へ質問をいただきます。
freeeでは、本人が答えたくないという場合は回答を控えさせていただくこともありますが、大体のfreeers(=freeeの従業員の呼称)が答えてくれます。
広報新米の頃は、「なんで年齢聞くんだろう」と純粋に気になり、聞かれるたびに記者の方に「年齢ってなんで聞くんですか?」と逆質問していました。
「規則なんですよね」
「事実確認です」
「ん-、何でですかねw」
と、記者によって回答はさまざまでした。
ただ、誤った年齢を書くと“誤報”になってしまう為、掲載日が誕生日付近ではないか確認するために生年月日までお答えする必要があります。
記事での年齢公表についてググるとさまざまな理由が出てきますが、これといった正しい回答には出会えていませんでした。
自分が35歳になって思うこと
解に出会えないことにモヤモヤしつつも、聞かれることに慣れると気にならなくなってしまうもので、ここ最近はそこまで気にせず対応していました。
しかし、自分が35歳になり、仕事もプライベートも色々と具体的に悩むシーンが増えていく中で、むしろ記事に年齢が書いてあるからこそ勉強になることが増えてきました。
思い返すと、25歳くらいの頃、じわじわと近づいてくる“30代突入”に何か怖がっていた自分がいました。
当時は、身近な30代の先輩たちを見て
「私はあんな風になれる自信が無い」
「すごく努力してるんだろうな」
と、今の自分と比較してばかりだったと思います。
しかし、35歳になってからは、さまざまな年齢の活躍している人たちを見て、
「え、59歳で起業かっこいい」
「44歳で2児育てながら国会議員初当選すごい…」
などなど、記事の年齢を見て尊敬することや、ちょこっとロールモデル(※)にすることが増えました。
20代の頃は身近なピンポイントの年齢の人ばかりを見て、ひたすらロールモデルを探していましたが、
35歳の今は、全世界の年齢・性別問わずさまざまな人の経験を聞いて参考にしています。
年齢を参考にする人もいる
取材で毎回聞かれる実年齢についても、私のように記事で年齢を見ながら参考にする人がいるのではないかと思います。
(もちろん答えたくない方は答えなくて良いと思います!)
ちなみに、freeeでは年齢を理由に指摘されることや、逆に褒められること等は無いので、普段の業務で年齢を意識することはほぼ無いです。
(同年代で集まる会とかはあります)
だからこそ、取材の時に年齢を聞かれることにソワソワしてしまうこともありますが、
私なりに年齢公表について今、感じていることを自由に書かせていただきました。