見出し画像

Vol.2 成長を加速するfreeeの人事制度とは?

こんにちは!freeeのMember Developmentチームのikukoです。


はじめに

今日からはfreeeの「成長を加速させる制度や仕組み」について発信していきたいと思います!
vol.2となる今回は、”freeeの人事制度の全体像”についてお伝えします✏️

そもそも人事制度は企業が人材を管理するための仕組み全般ですが、近年では「等級制度」「評価制度」「報酬制度」の3つの柱について表すことが多くなっていますよね。
freeeの人事制度もこの3つの柱を表していますが、コンセプトや運用方法、社員全体への浸透度合にユニークさがあります。

vol.2では、具体的な制度の詳細に入る前に、freeeの人事制度に込められた思いや考え方にフォーカスします。

freeeの人事制度はどんな制度?

freeeの人事制度には、freee style人事制度という名称が付いています。
(余談ですが、人事制度に名前が付いていたり社名が入っていると愛着が湧きませんか?個人的には良い名前だなあと入社直後から愛着を持っています。)

freeeは、「スモールビジネスを、世界の主役に。」というMissionの実現を本気で目指している会社です。そしてMissionの実現のために、”マジ価値”を届け切ることを日々の仕事の中で追求しています。

”マジ価値”とは、「ユーザーにとって本質的な価値があると自信を持って言えることをする」ということであり、この”マジ価値”を届け切ることが、freeers*一人ひとりが大事にしている価値基準です。
freeeが提供できる”マジ価値”の総量は、freeers一人ひとりが届ける”マジ価値”の総量であることから、freee style人事制度は、「”マジ価値”を届け切るための成長を加速する」というコンセプトで作られています。
この価値基準への強い共感がfreeersが成長し続ける基盤になっています。

freeersに求められる成長って?

freeersに求められる成長をイメージしていただくため、freeersのスキルを表現する際に使われる”たけのこ力”について少しお話しようと思います。

freeeでは、一人ひとりが「どれだけ成長スピード速く、すくすくと伸びていくか」ということを大事にしており、その様子を”たけのこ”に例えています。
竹には節があり、その節と節の間が伸びていきます。細かい単位でそれぞれが伸びることによって、1日で最大1mも伸びるんです。
同じようにfreeersも、一人ひとりが業務のサイクルをすごいスピードで回してみる、ダメでも失敗を生かしつつ次のサイクルに挑戦するといった姿勢を持つこと、またその結果スピーディーに成長すること、を重要視しています。
また、成長スピードの速さに加え、竹は丈夫でフレキシブルです。
事業の環境変化がとても激しいfreeeにおいて、いかにタフにフレキシブルに挑戦できるか、という点もとっても大切です。
freeersは、年次や年齢にかかわらず、一人ひとりが”たけのこ”のようにスピーディーかつフレキシブルに成長し続けることを求められるのです。
これが、”たけのこ力”という言葉の意味するところです。

どうやって「マジ価値を届け切るための成長」を
促しているの?

ここまで、freeeの人事制度に込められた思いとfreeeで求められる成長のイメージをたけのこ力の説明に代えてお伝えしました。
Missionの実現を目指し、価値基準を体現するためのスピーディーな成長を一人ひとりに求める、というとてもシンプルなコンセプトではないかと思います。

とはいえ、どうやって人事制度で成長を促進するの?と思われた方も多いと思います。
ここからはfreee style人事制度の3つのポイントをご紹介します。

①四半期に1度のレビューサイクル=”インパクトレビュー”

freee style人事制度では、以下のレビューサイクルを四半期に1回のペースで回しており、このレビューサイクルをインパクトレビューと呼んでいます。

アサインメント→目標設定→レビュー→キャリブレーション→フィードバック

インパクトレビューは四半期に1度という非常に高い頻度で行われるため、このインパクトレビューの存在自体がfreeersの成長促進の要となっているのです。
なお、「アサインメント」「目標設定」「フィードバック」の3つは、成長の3本柱として、freee style人事制度では特に重要な内容として位置付けられています。

②成長を測る独自指標=”インパクトマイルストーン”

インパクトレビューは、当該Qの目標達成度を評価する一般的な評価サイクルではなく、インパクトマイルストーンという独自の指標を用いて成長を測る点も大きな特徴です。
インパクトマイルストーンを指標とすることで、自ずとfreeeのMission実現に向けて成長できているか、を考えることができるのです。
※インパクトマイルストーンについてはvol.3で詳しくご紹介しますね!

③主体的かつ当たり前に運用されるレビューサイクル

どのような仕組み・制度があっても、使われていなかったり、何となく使っているだけでは全く意味がありません。
インパクトレビューは単なる評価制度ではなく、Mission実現のための成長機会という認識が全社に根付いています。
freeers一人ひとりがインパクトレビューをMission実現のための成長機会と捉えていることで、インパクトレビューが主体的かつ当たり前に運用できているのです。

この記事のまとめ

☑️ freee style人事制度は、freeeのMissionを実現する人材に成長すること
  をコンセプトとした人事制度である。
☑️ 「”マジ価値”を届けきる」という価値基準への強い共感と浸透が、
  愚直に成長を追い求めるカルチャーの基盤となっている。
☑️ freeeでの成長はインパクトマイルストーンという独自の指標で
  測られる。

以上、freeeの人事制度の思想と成長を促進するポイントのご紹介でした。
次回は、インパクトマイルストーンについて、具体的な内容や考え方などをお伝えします。
どうぞお楽しみに!

*freeers:freeeで働く社員の総称