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自らがロールモデルとなれる場所

こんにちは!freeeで新卒採用をやっているori-chanです。
この記事は、freee DEI アドベントカレンダー「私とDEI」3日目の記事です。

プロフィールと写真が掲載されている画像。

宮森香里 ori-chan
ビジネス職・新卒採用リクルーター

2022年freee新卒入社。
20名以下の法人営業→個人事業主向け営業チーム立ち上げから、今はまさかの新卒採用担当!頑張っています。
趣味は実家の猫とダラダラすること・アウトドア。

私は2022年にfreeeに新卒入社をし、20名以下の法人営業→個人事業主様向けのセールスチームの立ち上げに関わり、3年目からは新卒採用担当をやっております!!

採用チームに移り、学生さんと面談などさせていただく中で、育児休暇からの復帰率や社内の男女比などを聞いていただくことも多く、

お?会社を選ぶ際の観点でDEI(Diversity, Equity & Inclusion)の重要性・関わる領域ってすごく高まっているな?としみじみ感じております、、、

かくいう私も4年前の就職活動時、「女性の活躍/女性としての働き方」というワードは会社探しの際に重視していたポイントでありました。

様々な会社選びの軸について、私が決めたこと

個人的なことですが、
中学~高校が女子校という完全な女社会にいたことや、、、、
大学生時代は武道系の学生団体で周りに男性が多い中で代表として活動していた、、、
という自分のバックグラウンドでは、自然と女性がオーナーシップを持って働いている組織に行きたいという思いが強かったです。

就職活動時は、20代突入直後というタイミングで特に見通しもなければ予定もない中でしたが、今後の十数年先を考えたときに
「育児しながら働ける環境ってどんなのなんだろう~?」
と、ライフステージの変化ってどんなものなんだろう?という思いから、所謂「出産育児休暇」などの手厚さや、そこからどれくらいで復帰できるのか/そのあとどうやって両立出来るのかな?などの点は、多少といえど興味のある部分でした。

思い起こせば就職活動時、厚生労働省が認定を出している「くるみんマーク」取得の会社一覧を参考にした記憶があります。

alt:厚生労働省の「くるみんマーク」が描かれている。
それぞれ花の蕾から子供の顔が覗いているデフォルメされたイラストが描かれており、「くるみん 子育てサポートしています」と言うキャッチコピーが描かれている。
左から、くるみん認定マーク、プラチナくるみんマーク、トライくるみんマーク。

これは

「次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業」

厚生労働省・次世代育成支援対策推進法

一言で言うと「子育てに優しい会社」に付与されている認定制度になっています。

就活サイトなどを運営する株式会社キャリタスの女性就活生に向けての調査では、なんと「くるみん」は 7 割も認知されている!!!!という結果も出ていたりと、「女性として長く働きながら、活躍し続けられる会社ってどんなとこなの???」と、なかなかイメージできない学生の方々には官公庁の「認定」というのが大切な指標になっているんだなあと改めて考えさせられました。

私自身は就職活動時、このような認定などを認識&参考にしながらも、
性別に関わらず、

・自分がミッションに共感出来る
・若手の内から判断力を持って自走できる組織に挑みたい

という環境を重視しました。

なぜ結果的にはこういった環境を重視したのかというと、ライフイベントの有無に関係なく自分が長くモチベーションを持って働ける会社であるべきだと考えたためです。

最終的にfreeeに入社することを決め、有難いことに特に大きなギャップを感じることもなく、この3年間色々なチャレンジに邁進する日々を過ごしています。

実際に入社してみてどうだったのか?

freeeは設立して約12年、また新卒採用は2016年から行っているという歴史を考えると、新卒出身の女性のロールモデルは、他の企業等と比べると決して多いとは言えません、、、、、。

制度もまだまだ進化の途中、比率に関しても、女性比率は30%、女性の管理職比率は16%という状況…(freeeは2030年に社員比率も管理職比率も共に男女比45%:45%(10%はどちらにも性別分類が難しいケースを想定)を目指しています!)
女性がたくさん働いている!!女性が長く働き続けられる環境!!という就職活動中の学生さんにとってはなかなかイメージが持ちづらいかもしれません、、、、

ただ「一人一人の裁量権・声の通る組織だからこそ、こうしたいと思う状況を自分の力で変えていける環境である」ということを、学生の皆さんに伝えたいなあ、、と入社してみて、また新卒採用を行う中で日々感じています。自分にピッタリ刺さる、ロールモデルがいないのであれば、自分がロールモデルになるぞ!!!そう思わせる会社がfreeeだと思っています。


例えば、今年の夏、freeeでは夏休み/冬休みなどのお子さんが長期休暇になるとき、オフィスに連れてきても良いよ~という「つばめっ子スペース」の取り組みが始まりました。

オフィスの一部をフリースペースとして社員のお子さんに解放している様子

こちらの取り組み紹介のnoteでmioさんが書かれている

私個人にとって、この制度を実行するかどうか、考えるうえで背中を押してくれたのは、freeeの新卒のメンバーが、「自分の子どもと、新卒同期の友人の子どもが会社で一緒に遊んでいる未来があったらいいなと思う」と言ってくれたことでした

このエピソードはまさに私と同期の友人がmioさんと会話していた中での話です。
こういった、なにか制度が変わる、その一歩目に自分の意見が反映される/自分たちの存在が考慮されていると思える出来事は、ロールモデルになりたい、という気概を増々高めるきっかけにもなりました。

freeeのこのような、一意見を参考にすぐに取り組みに活かすという姿勢は、女性活躍という文脈に限らず、多様性を体現する上でも大事な役割を果たしていると思います。
偉そうに言っておりますが、私自身もまだ特に決まった予定もないし、どういった選択を今後の人生で選んでいくのかどうかも未知の領域です。ただ、これからどんな道を歩んだとしても誰かのロールモデルになるんじゃないかなと思っていますし、なりたいです。

また、変わっていく会社の制度/環境を肌で感じられるのは新卒としても1社員としても、とても安心感を持てていますし、自分の声の重要さを認識できます。

そんな環境だからこそ、私は学生さんとの面談で、「freeeはまだ進化の途中、あなたがこの会社のロールモデルになれるよ!」というメッセージを伝えることをとても大切にしています。

従来の企業では、「先輩社員の働き方を見て自分と重ねる」というアプローチが一般的でしたが、freeeでは自らがロールモデルになれる環境です。単に目標に「追随」していくのではなく、自らが目標を創出していく機会を得ることがたくさんあります。自分の足跡が、後輩になる方々への確かな道しるべとなるはずです。
freeeの新卒メンバーには、キャリアパスやポジションなどにおいても前例が多くないからこそのチャンスを活かし、自らが道を切り開いていく気概を持ってほしいと考えています。(私も採用チームに来て改めて身が引き締まります、、、、、キュッ、、)

最後は新卒採用っぽい言葉で締めさせていただきますが、共に道を切り開いていける、新しい未来を創造していける仲間との出会いを、日々の採用活動を通じて楽しみにしています!