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“HR day”開催レポートvol.3

2024年10月10日に開催したfreee人事労務ユーザー向け大規模イベント”HR day”。今回のテーマは「明日から使える”未来の労務”の収穫祭」。大好評だったコンテンツの内容をまとめました!


HR day全体開催レポートはこちらから


“事例”の収穫
[ユーザー登壇]隣のfreeユーザーはどうしてる? 業務改善の道のり全部話します!

人事労務SaaS導入支援のスペシャリスト・株式会社TECO Design杉野様をファシリテーターにお迎えして、ご登壇いただいたfreeeユーザーのテテマーチ株式会社様、株式会社βace様、WHITE CROSS株式会社様に業務改善の道のりや、バックオフィスとして心がけていることをお話いただきました。

登壇写真。眼鏡をかけた男性が会社のロゴの入ったTシャツの上にジャケットを着ている。画面を見ながら話している。
HR dayセッション3 登壇写真①

事務処理で触れるツールと時間を最小にする事例
        ーー管理体制を構築する上で、何を意識していますか?

TikTokやInstagramなどの企業SNSの運用支援をしている、テテマーチ株式会社様からは、管理部で経理・労務を担当する久吉様と高屋様がお越しくださいました。
freee人事労務を導入した経緯と効果についてお聞きしたところ、以前は、勤怠締めの際に登録内容をチェックしないまま締めてしまう従業員が多く、60人分の勤怠を内容までチェックしていたそうです…。

そこで勤怠管理をfreee 人事労務に変更したところ、勤怠サマリーで残業時間や労働日数、有給取得日数、欠勤などが一目でわかるようになり、締め作業が2時間に削減!
特に効果があったのは、従業員にfreee 人事労務のアプリを入れてもらい、そこから勤怠登録をしてもらったこと。
新入社員に積極的にアプリ使用を呼びかけたことで、アプリの口コミが社内で広まり、結果として残業申告漏れが95%も減ったと、担当の久吉様と高屋様もほっとした様子。
今後は「まだまだ全社員がアプリ利用に移行できていないので、勤怠登録のアプリ利用を促し、勤怠締めチェックのさらなる改善を目指していきたい」と話されていました。

登壇写真。左奥には眼鏡をかけた男性がタブレットを持って座っている。スライドが投影されており、画面右側に登壇者4名が座っている。左から眼鏡をかけジャケットを着た男性、黒いリボンに白いシャツを着た女性、黒いシャツを着た男性、スーツを着て眼鏡をかけた男性が座っており、黒いリボンに白いシャツを着た女性がマイクで話している。
HR dayセッション3 登壇写真②

勤怠管理の締め作業が月6時間から2時間に削減した事例
   ーー60名の勤怠締めチェックどうしてる?

株式会社βace様からは取締役兼CFOの湊谷様がお越しくださいました。
同社は、クラフトチョコレートブランドMinimal を運営しており、従業員の方々はチョコレートの製造や、販売、材料の仕入れなど、オフィス外での業務に従事しているそうです。
そのため事務作業の機会が少なく、利用しているツールに関する問い合わせが頻繁にバックオフィスへと届き、日々対応に追われていたとのこと。

そこで、事務作業で従業員が使うツール7つをfreeeに統一!
「管理部としてはよくある事務処理だとしても、従業員にとっては年に一度あるかないか、かもしれない」という考え方のもと、何を使えばいいかわからない従業員の悩みを解消でき、
その後、現場の従業員同士で使い方を教えあう仕組みにしたところ、問い合わせ件数を最小限に抑えることができたそうです!

今後の展望として「コーポレートと現場従業員が事務作業を押し付け合わず、お互いに協力してできる仕組みを意識していきたい」と、湊谷様は話されていました。

登壇写真。黒いシャツの男性がマイクを持って話している。
HR dayセッション3 登壇写真③

いつやる?どうやる?福利厚生サービス事例導入
        ーーなぜfreee人事労務 福利厚生を導入したんですか?

歯科業界専門プラットフォームの運営などを手掛けるWHITE CROSS様からは、人事部長の永畑様がお越しくださいました。
WHITE CROSS様では創業7年目の2021年からfreee 福利厚生の社宅を導入しています。
かなり早い段階でfreee 福利厚生を導入された理由は、ズバリ従業員の手取りを上げるため!

freee人事労務 福利厚生を導入して、社会保険料の支払金額を下げた結果、従業員の手取りは1〜2万円アップできたそうです。
「導入のための条件も厳しくなく、合理的だと判断できたのが決め手だった」と話された永畑様。
現在は新入社員が入社するタイミングで、社宅が利用できることを紹介し、利用者人数を増やしているとのこと。
しかし「説明されても良さがよくわからない」と利用を断る従業員もいるため、今後の周知に力を入れたいとおっしゃっていました。

登壇写真。眼鏡をかジャケットを着た男性がマイクを持って話している。
HR dayセッション3 登壇写真④

3社に聞く!3つのこと こんなときどうしてますか?

ここからは3社の皆さま全員に、3つの質問に答えていただくコーナー。
それぞれの回答に共感したり、笑ったり、和気あいあいと会話を楽しんでいただきました!

①新しいプロダクト、新しい機能をどうキャッチアップしていますか?

「正直キャッチアップはできてないです…システムを使っている最中に気づくことが多いかな」と湊谷様。

なかなか新しい機能に気づけないという意見に、
「Camp(freee人事労務のユーザーコミュニティ)で挙がっている質問を見て、その答えから学んでいる」と永畑様がコツを教えてくださいました!

Campではリリース情報の発信が頻繁で、新しい情報をキャッチしやすい、と好評でした。
他にもCampで他社の導入事例を知れば、自社でも導入に賛成が得られやすいというメリットも。

ぜひ皆さんもCampで効率よくキャッチアップをしてみてください!


freee人事労務ユーザーコミュニティ「Camp」についてはこちら


②従業員に使ってもらう為の工夫していることは?

正直なところ、従業員に何度も同じ呼びかけや注意をしなくてはならず、皆様思うところがある様子。
「誰かがやらなければいけない嫌われ役なので…周囲の迷惑になる事実を伝えています」と高屋様。
他の従業員の手本となってほしい人に、「あなたがやらなきゃ誰がやる?」と伝えるという意見も出ました。

アラート機能もありますが、「毎日届くアラートって、段々慣れてきてスルーしちゃいますよね」とファシリテーターの杉野様の意見には、大きくうなずく皆様…。
バックオフィスの皆様の苦労が伺える質問となりました。

③“ピープル・エンパワーメント”で今後取り組みたいこと

今大会で発表されたfreee人事労務の新しいコンセプト「ピープル・エンパワーメント」。
これをキーワードに、3社様が今後取り組みたいことを教えていただきました。

「従業員が納得できるやり方で、無理なくバックオフィスに協力してくれるようにしたい」
「従業員は色々なタイプの人がいるので、苦手な作業の負荷を減らしたい」
「現場の社員には本業務に集中してほしいので、余計なことを考えるきっかけを減らしたい」

次々に意見の出る中、それぞれの意見に共通していた点は「引き算の発想」でした!
マニュアルを作成したり、細かくルールを決めて従業員を管理するのではなく、「従業員のためになるシンプルな方法」をバックオフィスが考えることで、従業員とバックオフィスがそれぞれを高めあう協力体制が作り出せそうです。

さいごに

今回のセッションは、freeeユーザーの3社様の声を聴ける貴重なお時間となりました。
ファシリテーターを務めてくださった杉野様、ご登壇いただいた久吉様、高屋様、湊谷様、永畑様、たくさんの体験談とご意見をありがとうございました!

これからもfreeeは、バックオフィスの皆様の業務を支えるとともに、従業員の皆様にも使いやすく分かりやすく、そしてバックオフィスに協力しやすい製品開発に努めてまいります。
今後ともfreeeの提供するピープル・エンパワーメントなカタチにご期待ください!

以上、HR day セッション3の開催レポートをお送りしました!


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