透明書店店長・遠井の透明日報 2023/09/11 - 09/17
スモールビジネスを深く知るため、「透明書店」をつくったfreee。店名の「透明」が示すのは、“ありのままの情報をオープンにしていく”という決意です。
もっと透明であるために。店長・遠井が記録する業務日誌をリアルにお届け! 月ごとの連載『お金まわり公開記』では、こぼれてしまっていた日々の小さなお金の動きやエピソードを発信しています。
9月11日 月曜日
天気:🌥️
売上:¥11,300(3件)
人少ない。『アナーキー・国家・ユートピア』が初めて売れる。この内容的には未だ重要な本という位置づけらしいのですが、あまりに硬派に見える本かつ価格も硬派だったので、アナキズムについての別の本を新たに仕入れることにしました。
トランスビューの納品書は、今後月末にその月に検収した分をまとめてアップロードする。
BOOKCELLAR は13時時点では復旧。トランスビューに発注できていなかった補充発注を行いました。
「散歩のすゝめ」というタイトルでフェア展開します(全て入荷次第。9月下旬頃~?)。以下の10タイトルを発注。
東京おやつ図鑑 洋菓子編 下里康子(交通新聞社)
東京おやつ図鑑 和菓子編 信藤舞子、オカダタカオ(交通新聞社)
謎解きガイドブック東京 (朝日新聞出版)
散歩する女の子 1 スマ見(講談社)
歩くひと 完全版 谷口ジロー(小学館)
トレイルズ 「道」と歩くことの哲学 ロバート・ムーア(A&F COUNTRY)
安西水丸 東京ハイキング 安西水丸(淡交社)
ピエール瀧の23区23時 2020-2022 ピエール瀧(産業編集センター)
散歩本を散歩する 池内紀(交通新聞社)
散歩するアンドロイド SAORI(KADOKAWA)
※上記の日報が9/10と入れ違いになっていた為、先週公開した日報の9/10記載の内容になっております。9/10分の日報を修正したので、もしよろしければ先週の日報まとめもご覧ください。
9月12日 火曜日
定休日
9月13日 水曜日
定休日
9月14日 木曜日
天気:☀️
売上:¥12,046(7件)
freeeのインターン田中さんにレジ・入荷作業・品出し・新刊紹介SNS投稿をやってもらいました。
※以下、田中さんによるSNS投稿についての知見↓
・旧Twitter の新刊紹介投稿で、著者名・出版社名をハッシュタグにする / 出版社名は書名の直後でなく投稿末尾のほうが見やすい
・インスタ新刊投稿はストーリーズにする(見てもらう確率が上がる)、透明書店の人気本や定番本を通常投稿でストック的にする
近所のライター/ シフォンケーキ作りをしている方からシフォンケーキの差し入れをいただきました。
9月15日 金曜日
天気:☁️→☔️→☁️
売上:¥20,456(6件)
冷蔵庫を発注。9/21着予定です。
スチール撮影利用の申し出あり。10/16-19のいずれか2h。
ツドイさん来店し、店内の写真素材を撮影。
9月16日 土曜日
天気:☀️
売上:¥24,613(9件)
14:30時までで10名くらい
15:00前後に10名くらい、その後1時間に3~4名ペース
ご近所に住んでいるという方が来店、いろいろお話をした。
以下、仰ったこと↓
何度もいらしている男性のお客さまとお話しする。
透明書店は棚をじっくり見て熟慮して本を買うことができる環境だと思っている(動線が動きやすい、押しつけがましくなくてやわらかく本を提示している、小さい出版社の本の棚がおもしろい)。
自分は買わずに出ることもあるが、すでに家がすごい量の本があるため、透明書店では棚を見て気になる本をマークして数日したらまた来店して、そのときにその本がまだあって再び気になったら買うようにしている。
ゆっくり本を選んで考えることができる、時間を過ごすことができる場だと思っている。他の一般的な本屋や、文化施設に併設されて有名になっているような本屋よりもその性質がきちんとある。
とのことでした。このお客さまは、『映画史』(ゴダール)『落語と私』(桂米朝)『舞台監督読本』などを購入されています。
9月17日 日曜日
天気:☀️
売上:¥22,349(11件)
13時以降からお客さま来店
盛岡からいらしていたお客さま。BOOKNERDによく行っているようで、BOOKNERDや岩手関連の本を喜んでおられた。
実家が近所で、初めて来店したという女性。実家に寄る際の楽しみができたと仰っていた。
雑貨を輸入して店を始めたいと思っている、という男性の方に本のおすすめを求められた。実用書の起業やECサイトのあたりを見てもらった後、最終的に『山の上のパン屋~』をすすめてご購入。
デザイン:Samon inc. 編集:株式会社ツドイ
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