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Vol.1 freeeの成長支援の取り組みを連載でお届けします!

 こんにちは。freeeのMember Developmentチームのkissyです。


はじめに

 Member Developmentチームは、freee全社の育成・評価・報酬・組織開発などの人事の幅広い領域で制度企画や運用を担うチームです。現在、freeeの社員数は1,700名を超え、この2〜3年で組織規模が2倍近くに拡大しました。それに伴い、組織のフェーズも大きく変化し、様々な課題が生じています。
 Member Developmentチームでは、これらの課題に向き合い、人事制度や施策のアップデートに取り組んでいます。その中でも、「社員の成長をいかに加速させられるか、そのためにどのような支援ができるのか」はfreeeにおいて非常に重要なテーマであり、チームとしても特に注力しているポイントです。
 この連載では、freeeがどのように社員の成長を支援しているか、その具体的な取り組みや背景にある考え方をお伝えしていきます。freeeに興味を持っていただいている方や、同様に社員の成長支援に取り組んでいる人事・経営者の方に読んでいただき、「成長機会」というfreeeの魅力が届くと嬉しく思います。
 今回は初回として、「freeeはなぜ社員一人ひとりの成長を大事にしているのか」と「成長機会という観点でfreeeにはどのような特色があるのか」について、概略をお伝えします。

freeeがなぜ社員一人ひとりの成長を大事にしているのか

 freeeのミッション・ビジョンを実現するには、社員一人ひとりが創出するインパクトをより大きくしていくことが不可欠だからです。freeeは正解のない未知の領域で事業を展開しており、変化が驚くほど激しく、社員には極めて高い自律性が求められます。そのため、社員が自身の強みを活かしながら成長し、それによって個々の出せるインパクトが増すことで、freee全体のインパクトの総量が大きくなり、結果としてfreeeのミッションの実現に近づくと考えています。この考え方は、創業時から組織が拡大する中でも変わらず重視しております。

成長機会という観点でfreeeにはどんな特色があるのか

 freeeの成長機会には、大きく以下の3つの特色があると考えています。

1.事業特性&成長企業ゆえの挑戦機会

 freeeは「統合型経営プラットフォーム」を目指し、事業領域やプロダクトを拡大し続けています。それに伴い組織も非連続に成長し、新たなポジションも次々と生まれています。そのため、早いうちから重要なポジションを担えるチャンスがあります。また、対峙する課題も前例がなく難易度が高いものが多いです。頻繁な法や規制の改正といったバックオフィス領域特有の変化の速さに対応していくことも求められます。このような厳しい環境下でチャレンジできる機会が多いことが、freeeの特色の一つです。

2.成長を加速させる制度と仕組み

 freeeの人事制度や仕組みは意図的に社員に成長を求め、促すように設計されています。例えば、人事制度(インパクトレビュー)では、ストレッチアサインメント、野心的な目標設定、タイムリーなフィードバックを重視しており、これらが常に担保されるようなプロセスになっています。このプロセスを高速でまわすことで社員一人ひとりの成長加速につなげています。また、他にも成長加速を狙った制度・仕組みが整備されており、本連載の中でご紹介していく予定です。

3.成長に向き合い、相互に支援し合える仲間の存在

 freeeでは、成長スピードが非常に速い「たけのこ」になぞらえて、社内で「たけのこ採用」や「たけのこ力」という言葉を使っています。採用においては、厳しい環境の中でもしっかりと成長していきたいと考えている人を求めていますし、入社後も自身の成長に向き合う姿勢が求められ続け、「たけのこ力」という形で等級制度にも反映されています。
 社員一人ひとりにこうしたマインドセットがあるからこそ、上記で触れた成長機会や環境を活かして自身の成長に繋げられるという人が多いです。また、そうした人たちが周囲にいることで成長意欲を掻き立てられますし、相互に成長を支援し合えるカルチャーも根付いています。

おわりに

 以上のように、freeeは社員一人ひとりの成長を重視し、成長機会の面でもユニークな特色がある会社です。Member developmentチームでは、特に2でお伝えしたような制度・仕組みを進化させ、社員一人ひとりが成長実感を得ながら実際に成長できるような環境づくりに取り組んでいます。次回からは、こうした具体的な取り組みを紹介していきますので、ぜひご覧ください!