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「freeeでの2年間をマーケターとして振り返ってみた」by small ビジネス事業本部 CMO 岡本

はじめまして。
freeeでマーケティングをしている岡本祐介と申します。

freeeでの仕事は、10名以下の小規模法人の皆さまにfreeeを知っていただき、興味を持っていただく為のマーケティング活動をしてます。また、将来一緒に働く仲間と出会うべく、採用活動にも力をいれて取り組んでいます。

noteを書こうと思ったのは、日々の採用活動をする中『もっとfreeeについて、マーケティング活動についてありのままを知ってもらいたい』と感じたのがきっかけです。また私自身freeeにきてちょうど2年がたち、振り返るにはよい機会と思い、書くことにしました。
noteの企画者で採用担当でもあるjinさんからは『お酒でも飲みながら、自然体で書いてみてください~』とのことでしたので、実際にお酒を手に書き始めてみます。


まずは自己紹介

まずは自己紹介をします。
▼職歴
 教育事業会社 :20年
 freee    :  2年
新卒から20年間、教育の事業会社でtoCむけ通信教育サービスでマーケティング活動をしてました。freeeは中小企業のバックオフィス支援がメインのtoBなので、採用面接では『異業種、しかもtoBの会社に転職すると色々違って大変じゃないですか?』と聞かれることも少なくありません。
確かに、toCむけの教育とtoBむけのバックオフィス支援だと、遠く離れているように思われるかもしれません。私自身、そこまで深く考えず転職しましたが、2年間、実際に働いてみた感想を書いてみます。

「スモールビジネスを、世界の主役に。」と「教育」はつながっている⁉

前職では、娘が産まれたのを機に、未就学児むけの教育事業に携わっていました。そこでは子どもの発達に合わせた商品サービスを通し「親子の豊かな時間」を提供していました。少子化が進み、共働きの家庭が増えるなかでも、親と子のかけがえのない時間が生まれる社会の実現を目指していました。

一方、freeeは中小企業の経営者が抱えるバックオフィス業務の負荷を圧倒的に減らすことで、本業に集中できる環境を整えるツールを提供しています。その結果、経営者が自分らしく生きる時間を増やし、スモールビジネスこそが輝ける社会を実現することを目指しています。

教育からfreeeへ、遠いところに来たかもしれませんが、目指している社会はつながっていると最近は思っています。よい教材やサービスを提供するだけが教育ではなく、活き活きと働く親との出会いをつくることも、子供にとっての貴重な環境づくりだと感じるようになりました。

freeeには「スモールビジネスを、世界の主役に。」というビジョンに共感した人が集まっています。ただ、一人ひとりの職歴や専門性、将来の夢はかなり違っていると感じます。多様な人が集まる一方で、皆がビジョンに共感をしている点が、freeeのひとつの特徴だと思います。

スモールビジネスは「toCとtoB」の間にある面白い市場!?

マーケの採用面談でよく聞かれることに「toCのtoB違い」があります。
私自身、freeeにきた当初「マーケの力だけで課金までもっていける」と思っていましたが、早々に壁にぶつかりました。バックオフィスのシステムを会社に導入するということは、toCとは異なり、簡単に判断したり、頻繁に購入するものではありません。その為、マーケがリード獲得したのち、セールスでの商談が重要になります。

割と当たり前のことかもしれませんが、toCマーケで課金まで作ってきた自分には驚きでした。
一方で、私がいるsmallビジネス事業本部はfreeeの中でも10名以下法人を対象にしています。中には1人法人の方も多く、ある意味 toCに近い市場と言えます。その為、マーケがリード獲得だけでなく、検討醸成までしやすい市場です。マーケとセールスの間にある色んな仕掛けを開発することができ、toCでもtoBだけでも経験できない、いいとこどりのような経験ができる市場だと今は思っています。

freeeのマーケティングで大事にしていること

 ”toCとtoBの間にある市場” でマーケ活動しているなか、我々が大事にしていることがあります。

まず第一に「マジ価値」です。
これはつまり「顧客視点」ということでして、具体的には「それはお客さまにとって価値があること(マジ価値)なのか?」という会話が職種問わず、日々よくきかれます。マーケについてもデジタルの導入により数値で判断しやすくなりましたが、その数値の裏にある「顧客の気持ち」を大事にしています。

市場で圧倒的な成長を作ることに挑戦しているfreeeですが、顧客に新しい価値(マジ価値)を提供していく結果としての成長を目指しています。ただ、毎年大きな成長を作り続けるのはそう簡単ではありません。

#主体性 #スピード感 #連携

この3つは採用面談で「freeeで活躍する方に共通する特徴は何ですか?」と聞かれた際に答えているものです。

まずfreeeでは、現場にかなりの裁量が任されています。もちろん目標と予算は経営と現場で決めますが、その後のプロセスは現場に一任されています。成果が出せれば規模を拡大して挑戦できる、いわばフラットな構造だと思います。つまりそれは、現場一人ひとりに主体性がないと、何も進まないとも言えます。
また、スピード感を象徴するものとして3ヵ月単位の評価制度があります。みんな次の3ヵ月に出すインパクトを考えながら主体的に進めています。
そして、短期間で成果を出すには社内外との連携が重要になります。様々な職歴や専門性をもつ社員が多いので、社内だけでも「自分にない経験・スキルを持っている人」と出会うことができるので、自ら主体的に巻き込んでいけるか?をfreeeでは大事にしています。

これからfreeeでやっていきたいこと

freeeでは法改正を機に直近で大きく伸ばせましたが、まだまだ「マジ価値」を届け、事業も人も成長していきたいです。その為には、多くの新しい仲間と出会い、力を合わせて乗り越えたいと思っています。

特に若いマーケターにとっては、「自分にはない、色んな強みをもった人たち」と共通の目的にむかって、自らも主体的に挑戦していくことは、貴重な成長機会になると思います。

また、freeeとは別の市場で活躍されたマーケターにとっては、”toBとtoCの間”の面白い市場に挑戦することでさらなる発見があるかもしれません。実際、直近の2年間とは違う市場の伸ばし方が今後は必要になる為、色んな経験をされてきた方に力を借りたいところです。

最初の話に戻りますが、教育出身の私がfreeeで実現したいのは「スモールビジネスを、世界の主役に。」というビジョンの実現です。2年前に、自ら製作した広告で文章にしたので、気持ちを忘れないように貼っておきます。

さいごに

freeeにきてからの2年間は本当にあっという間でした。社内外多くの方に出会いながら、やってこれたと思います。今後のキャリアを考えている方やfreeeに興味を持っていただいている方にとって、この記事が少しでも参考になれれば幸いです。

「スモールビジネスを、世界の主役に。」このビジョンに共感頂ける方のご応募お待ちしています!


***お知らせ***
freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、統合型経営プラットフォームを開発・提供し、だれもが自由に自然体で経営できる環境をつくっていきます。
そのために日本中にサービスを届けきれるよう、仲間を積極的に募集していますので、ご興味をお持ちくださる方はぜひ下記よりご連絡ください!
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