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freeeで過ごした4年とこれから

こんにちは。freeeの坂本と申します。採用チームから「等身大で!」とお題をいただき、「むむむ?」となったのですが笑、本記事では「社会人なりたてのぴかぴか新卒(24歳) が1年を経たずに新卒入社した日系超大手を退職し、当時 従業員数 400人程度だったミドルベンチャーに入社してから今まで」をカッコつけたり、着色したりせず、ありのままに書いていきます。

  • なんとなく現状にモヤモヤしてる

  • いつか転職はしたいけど、石の上にも3年と言うし、環境変えるのが怖い

  • freeeってぶっちゃけどうなの?

少しでも「ビビッ」ときた方はこの記事を見て、自分のキャリアに思いを巡らすきっかけや、freeeを知る機会となってくれたら嬉しいです。
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等身大な自己紹介

【現在】
2020年1月にfreeeに入社。
会計/人事労務のセールスを幅広く経験し、23年の7月から新規事業である債権販売領域のPMM兼事業責任者(小規模事業所向け)をしています。

【これまで】
—--大学時代—--
体育会陸上部に所属し、短距離走をしたり。引退後交換留学でアメリカに留学したり。帰国後、長期インターンをして過ごしていました。大学入学時にやりたかったことは全部でき「やり切った〜〜」という気持ちで卒業しました。

—--新卒—--
日系SIer企業(従業員約20万人/同期400人)に入社。
同期全員と2ヶ月ほどの研修を受けたのち、金融機関向けルートセールスに配属。配属後すぐに数百万から、億規模の案件をアサインされ基幹システム更改にも関わらせてもらいました。

右も左もわからない中で、なんとか目の前の業務に食らいつく日々。一定の充実感と、少しの焦燥感に駆られながら過ごしていました。

出会い・葛藤・本音

前職に対して明確な不満はなく、自分の関わったシステムが数百万人に利用されることにやりがいも感じていました。
そうした不満はないが、明確な目標もないある日、スカウト媒体から通知が届き「なんかおもしろいかも」と直感的に感じ、現在の債権販売事業部のジャーマネ(※)である和田さんとカジュアル面談をしました。
対話を通し、当時自分が感じていた心のモヤモヤを言語化していく中で「本当に坂本はそれでいいの? 将来後悔しない?」と不意に問われ、最初は「え、急に言われても・・・」と正直半信半疑でした。そうしてカジュアル面談を終え、ある種の「おもしろさ」の余韻を感じながら、自宅に戻りひとり対話を顧みる中で、和田さんに問われたことがボディブローのようにじわじわ効き、脳内から離れなくなりました。
不満はないけど、30年後の自分は笑って「あの頃は楽しかったなぁ〜」と言えるだろうか?、「本当にこのままでいいのかな」という心の声が日に日に大きくなり、気がついたら「選考に進みたいです」とメールを返していました。ありのままに言うと、「絶対freeeに入るぞ!」というモチベーションよりも「このままでいいのかな?」という気持ちが強い、ある種ふわふわした状態で選考に望んでいたんですが、選考が進めば進むほどfreeeで働いている人は「社会を変えることにワクワクしている」ように見え、「freeeっておもしろそう!」と強く感じました。

ほどなくして選考を終え、なんとかオファーをもらいましたが、改めて冷静に考えました。主に「年収/福利厚生が変わり、生活水準が下がらないかな?」や「必死に入社した大企業をたった1年で辞めて、後悔しない?」、「仕事のおもしろさなんてそのうち変わるのでは?」という3点で葛藤しました。

そんな葛藤に頭を悩ますある日、「現状維持バイアス」というワードを目にし、ふと「私はサンクコストに拘泥しているのでは?」と気がつきました。確かに、私の人生を振り返ってみて「Will/ Can/ Must」以上に「Wakuwaku」で意思決定をしたほうがうまくいくな、これは飛び込むしかない、と。
その後、すぐにリクルーターに「入社します!」と伝え、前職を10ヶ月という400人いる同期の中で最速で退職しました。(笑) 正直な話、年収は下がりましたが、入社以来今日まで「会社に行きたくない〜」という朝は訪れず、ココロオドル毎日を過ごせています。転職という人生における大きな決断を「ワクワク」ドリブンで、あえて今の環境から飛び出して良かった、と心から思っています。

(※)ジャーマネ:
freeeでは、互いの関係性がフラットであることをとても重視しています。そのため、マネージャーは単にメンバーの上に立つ者のことではなく、”タレント”であるfreeeのメンバーを叱咤激励し、成長・活躍をサポートする役割であるという意味を込めて「ジャーマネ」と呼んでいます。

入社から4年、組織も自分も変化してきた

そんな経緯で新卒10ヶ月で超大企業を退職し、freeeの一員としてのキャリアを踏み出して、かれこれ4年も過ぎてしまいました。正直なところ、「もう4年も経ったの?」という気持ちです。4年も在籍していると、面接などで「freeeって昔と比べてどうですか?」と聞かれるのですが、ぶっちゃけすごく変わった、と思います。折角なので、私のことだけでなく、会社のことも知って欲しい!という思いから、あくまで 1,300 名ぐらいいる組織の中での一個人として、半径 3 メートルぐらいから見える景色の変化をまとめてみます。

—-組織のこと—-

  • 大きくなった。組織も、事業も。
    この 4年間の変化で個人的に一番大きいのが、組織が急拡大したことです。
    当時、従業員数 400名だった組織が、現在は1,300人、海外にも拠点が増え、20以上ものプロダクトを提供し、ARRは200億 (4倍) になりました。(それ以外にも、書店をやったり、雑誌を出版したり、映画を作ったり、アソビゴロロ満載です)
    正直、入社時にここまでの急拡大をするとは思っていませんでした。
    入社してからの4年間でコロナウイルスや、インボイス制度、電子帳簿保存法、中小企業への働き方改革適用、2024年問題など、様々な社会変化がありました。こうした変化は企業が「ペーパーレス化」に取り組む姿勢を「やれたらいいな」から「やらないといけない」に変容する大きなきっかけとなったと思いますが、流行のように一過性で終わらず現在進行形で急拡大を遂げていることは本当にすごいです。
    組織として「スモールビジネスを世界の主役に」というミッションのもとに、スピード感を持って理想ドリブンに取り組み続けると「世界はここまで変わるのか」と、当事者ながら今でも夢じゃないだろうかと思うこともあります。

  • 働きやすくなった
    4年前はよくも悪くも「勢いのあるベンチャー」らしく、1泊2日で全社員総会をしたり、お弁当を片手にオフィスで夜まで働くのが当たり前でした。(そのままオフィスで飲み出したり笑)
    また、CEO佐々木の「一緒に出社して仕事し、相乗効果を産む」というビジョンのもと「フル出社があたり前」でリモートという選択肢はなかったですが、現在は一定のフレキシビリティがあります。
    実務に関しても営業活動がオフラインから、オンラインに移行し、「仕組み化」が進んでいると思います。
    営業観点だと、4年間で可視化・効率化ツールの導入/ オンボーディングプログラムの拡充/資料のブラッシュアップ/Salesforceの深化などが進み、 正確かつ早期に現状課題が把握でき、どういうステップを踏むと受注しやすくなるかが分かるようになりました。
    私が入社した頃は「とりあえずやってみる!」(個人の特性もあると思います笑)全開でしたが、今は「こうやったらいいよね」が至るところにまとまっているので、贔屓目なしにとても成果が出しやすい環境だと思います。

—-個人のこと—-

  • 役割が変わった
    入社後、セールスプレーヤーを2年半ほど経験したのちに「アソシエイトジャーマネ」という役割になり、プレイングマネージャーになりました。ちなみに freee ではジャーマネ=役職が上や偉いということはなく、ただの役割の違いと定義されています。
    個人的に、freeeのこの考えはすごく好きです。
    私は元々、ジャーマネになりたい!と強く思いジャーマネになったわけではないんですが、経験してみてよかったな、と心から思ってます。
    freeeのジャーマネには「リーダーシップを発揮しながら、組織としていかにインパクトを最大化出来るか」が求められます。不思議なことに、ジャーマネになると様々な人の意見や考えに触れる機会が圧倒的に増えます。
    ジャーマネになってから、メンバーの達成や、すごいところによく気がつき、心から「おめでとう」と思うようになりました(社内でも、slackにいつでもどこにでもいるね、と言われます笑)。現在も時折現場に出ることがありますが、いろんな人の良いところをたくさん眺めているので、プレーヤーだった頃よりも日々よい営業になっている自負があります。

  • さらにワクワクしてる
    つらつら書きましたが、この4年間、高校や大学の同期や友人をSNSでみて、羨ましい!や、freeeの方針や評価に対してモヤモヤが全くなかった!と言うと嘘になります。
    ただ、私が常に最初に考えたのは「今、目の前の顧客にどうやってマジ価値を提供するか?」であり、そのために、真剣に顧客と向き合い続けました。その甲斐もあり、届けられるマジ価値の幅や深さが増えることに比例し、個人として任されるミッションの裁量や責任も増していきました。
    もちろん、会社が大きくなるに従い意思決定に関わる人の数や、責任は増大し、役割も細分化されていますが、それは必ずしもネガティブではなく「成功体験を積みやすい」だったり、「専門性を高めやすい」というメリットもあると感じています。

    freeeとしては、インボイス制度や電子帳簿保存法も施行され、所謂「波」をひとつ超えたフェーズだと思います。しかし、会社のミッションである「スモールビジネスを、世界の主役に。」は変わらず、社会をさらにオモシロク、世の中全体をより良くするチャレンジはこれからも続きます。
    そんな新たなフェーズに向かっていく中で、freeeもこれまでにないスピードで変化しています。その目まぐるしい変化の中で、過去にはなかった「機会」もたくさん生まれています。常に「勝負はこれからだろ」と言わんばかりに変化を続けていく、そんな「今、この瞬間」にわたしは一番ワクワクしています。

最後に

自分の慣れ親しんだ環境から離れるのは不安ですし、未知の環境に飛び込むのはとても勇気がいると思います。ただ私自身は、「ワクワクする!」という心の声に従い、freeeに飛び込んで心から良かったと思っています。
この4年間でfreeeは様々な面で整ってきていると思いますが、それ以上のスピード感で事業を加速させているので、まだまだたくさんの機会が転がっています。そんな環境にワクワクするな、と思ってもらえたらぜひ応募お待ちしています!

***お知らせ***
freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、統合型経営プラットフォームを開発・提供し、だれもが自由に自然体で経営できる環境をつくっていきます。
そのために日本中にサービスを届けきれるよう、仲間を積極的に募集していますので、ご興味をお持ちくださる方はぜひ下記よりご連絡ください!
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