見出し画像

透明書店店長遠井の透明日報 | 2024.5月編

スモールビジネスを深く知るため、「透明書店」をつくったfreee。店名の「透明」が示すのは、“ありのままの情報をオープンにしていく”という決意です。
毎月の出来事をお金まわりと共に詳しく紹介した「お金まわり公開期」は最終回となりましたが、これからも透明であるために、店長遠井が記録する業務日誌をリアルにお届け! 日々の小さなお金の動きやエピソードを発信します。


5月6日 月曜日

天気:☁︎
売上:¥48,348(21件)

  • 昨日よりお客さまが多い。いつもの日曜のように17:30以降しずか。

  • オンライン書籍付きチケットに関して、送付先住所をチケットご購入時点で入力してもらうために、今後はPeatix イベント作成時にフォームで住所を書いてもらうようにする(https://help-organizer.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001821720)。オンライン+書籍付き以外のチケットを購入された方は入力しないでよい旨も記す。

5月7日 火曜日

定休日

5月8日 水曜日

定休日

5月9日 木曜日

天気:  ☁️→☀️
売上:¥16,168(12件)※歌会参加費・ドリンク代含む

  • クレカ利用→ミネラルウォーター、クリックポスト

  • 歌会開始直前に気付かず入った参加者ではない方や、打合せにいらした方や、貸し棚の本の設置にいらした方や、イベント参加者の方が本やドリンクを買ってくださったのでこの額になっている。上記以外の通常営業時の本の売上はなかった(お客さまの入りや人通りは少なかった。合計10人ほど)。

5月10日 金曜日

天気:☀️
売上:¥34,151(16件)

  • トーハンさん来店。フェアやポップアップの提案/案内をいただく。検討する。

  • 【備忘】

    • 新刊発注候補リストに加えた本は、実際に発注するかどうか問わず全て、すぐに発注先リストにコピペすること。

    • 何か本を新たに(=はじめて)発注した時は、すぐに発注先リストにISBN・タイトル・仕入先だけでも入力すること。(FAX案内書や BOOKCELLAR 上で見つけてその場で発注したものなどは入力し忘れやすいから気を付ける)

    • 貸し棚の仕入代行した本も、発注先リストに記入すること。

    • 客注ぶんの本も、発注先リストに記入すること。

★ほんとうは、各リストに入力したらすべて発注先リストに自動転記される(&重複したら転記されない)というふうにできたらいちばんよいな、、

  • とある作家さんが来店、書評用の本をご購入。

5月11日 土曜日

天気:☀︎
売上:¥65,858(28件)イベントドリンク込み、イベント売上:¥46,970

  • 棚主が、棚の設置のしかたを写真や図でわかりやすく示した案内を再度送るとよいのではと仰っていた。

  • イベントのオンライン配信URLをイベント直前に再送するのを忘れて、リアルタイムで観られない人を発生させた(メールがありました)。。申し訳ありません。アーカイブ配信URLをお知らせし、その方には返金します。

    • →こうなる原因:イベント直前はどうしても違う準備を並行していて、手動でURLをメッセージで送信するのを忘れることがある。繰り返さないために、チケット購入締め切りを開場2時間前にして、その直後に送信するのをカレンダーとアラームに入れてリマインドする、という運用にしたいですが、いかがでしょうか、、

5月12日 日曜日

天気: ☁️
売上:¥27,518(13件)

  • 15時頃から頭痛が悪化してほぼ座っているだけでした。。申し訳ありません。原因は眼精疲労や首肩の凝りなので、スマホの使用を減らすこととノートパソコンスタンドの導入で改善します。

  • 棚主の方が本を追加したり、その方が他の棚主さんの本を買ったりということが起き始めている。

5月13日 月曜日

天気:☂️
売上:¥10,493(4件)

  • 暫定的にノートパソコンをかさ上げしてBluetootkキーボードで作業したら頭痛が起きなかった。ノートPCスタンドを買ったのでこれでやっていく。

  • アイスキャンディーキーホルダーは再販しないのかとの問い合わせメールあり。夏にはまた販売してもいいかもしれない。

  • 雨で人少ない。

  • 最近、ちゃんと戻されずに本棚の後ろにこぼれてしまっている本が多い。本棚を頻繁に手を触れに行くことができなくなっている証拠。事務作業が増えようとも、本棚に触ることは最優先にしなくては!!!

5月14日 火曜日

天気:☀︎
売上:¥24,749
今日はfreee TOGO Worldで出張販売。
ブースの対応は主にwami/rockyで、okadaさんにもヘルプで入ってもらった。
透明書店の存在を知ってくれている(or来てくれたことがある)方2割、初めて知った方8割くらい。
出版社の方も来場しており、名刺交換などをした。
『起業時代』が完売。もう少し持って行ってもよかったかも。
実務系の本があるともう少し書籍動いたかも。
freeerもグッズを中心に手に取ってもらえた。購入してくれた方、ありがとうございました!

5月15日 水曜日

定休日

5月16日 木曜日

天気:☀︎
売上:¥32,969(21件)

  • バンダイナムコの社員の方が来店。こちらのほうまで散歩することは少ないので透明書店の存在はきょう初めて知ったとのこと。バンダイナムコ写真部さんが展示を先日したことを伝える。

  • 版元さんが来店。新刊(復刊)の案内。3冊発注。余談だがこの本も『夏葉社日記』と同じ文庫ハードカバーという体裁。この形が今後増えたりするかもしれない(手頃な価格と読みやすさとデザインの魅力との並立という観点で)。

  • 25新卒入社の方々が透明書店ツアーとして来店。たくさん本を買っていただいた。ありがとうございます。ロッキーさんもおつかれさまでした。

5月17日 金曜日

天気:☀︎
売上:¥20,288(6件)

  • しずかな一日&購入率も低め、、

  • 岡田さんにゆっくり過ごしていただきたくさん本もご購入いただきました。ありがとうございます。

  • 若松英輔さん『自分の人生に出会うために必要ないくつかのこと』はないかと尋ねられた。現状入れていないが独立系書店で若松さんの本は人気があるイメージ。こういうものを棚を工夫して今後増やす。

  • 6月に展示をされるブンさんが来店。ギャラリーの壁に作品としてテプラを直貼りして大丈夫そうかのチェック。大丈夫そうなのでそうしてもらう。

5月18日 土曜日

天気:☀
売上:¥40,581(21件)

  • 以前広島から透明書店に2度いらしたというお客さまに紹介されてやはり広島からいらしたお客さまとお話する。小さな出版社棚をとくによろこんでおられた。

  • また、庄原のウィー東城店(『本屋で待つ』(夏葉社)で書かれている店)と、その2号店「ほなび」のことを教えていただいた。ウィーはよい意味で町のなんでも屋さん的な店だが、ほなびはがっつり書店で、まずほなびが入ったテナントのまわりにいろいろな店が来てほしい(本を求める人を中心に場やコミュニティを創る)という考えのようですごいと思った。

5月19日 日曜日

天気:☁️
売上:¥24,555(10件)

  • 日曜にしてはしずかめ。文フリの威力か。

  • 飲み物を飲みつつのんびりしたお客さまがお二方いた。

5月20日 月曜日

天気:☁︎→☀️
売上:¥71,716(31件)※棚貸しオープニングパーティー参加費含む

  • 棚貸しオープニングパーティー。棚主さん7名、クラファン支援者さん2名、建築みるぞー氏とその友人等が参加。プレオープン日と同じくマイネクライネさんにケータリングを依頼。

  • 昨日よりお客さま多め。文フリのために東京に遠征してきていた出展者の方たちなど、文フリ絡みの方が複数来店。

5月21日 火曜日

定休日

5月22日 水曜日

定休日

5月23日 木曜日

天気:☀️
売上:¥12,333(11件、句会参加費・ドリンク代含む)

  • rihi さんにオープン準備やレジのやり方など見てもらう。バックヤード収録時には実際にレジもやっていただいた。

  • 文フリで大好評だった岡田さんの新刊『はこんでころぶ』入荷。ECサイトでも販売します。みなさまぜひ!!

  • 同じく文フリで好評で、書店では結果的に透明書店しか取り扱っていない状態で初版が品切れになってしまった『クィアネスとメンタルヘルスのアイデンティティ・ゲーム』という本を求めて今日3名のお客さまがいらした。あと2冊しかなく、1冊は取り置きお願いのメールを承諾したのであと1冊。この本とか『夏葉社日記』とか、気になった本がこのように店に来ていただいた上で目の前で売れていくのはとてもうれしい。

5月24日 金曜日

天気:☀︎
売上:¥49,197(29件)※うちECサイト売上:¥14,850(11件) 

  • 岡田さんの『はこんでころぶ』、早速 ECサイトで11冊、店頭でも4冊売れる

    • →20冊追加お願いしました

  • 棚主の方が、同一タイトルの本を別日に追加設置した場合は、別のJANコードを発番します(理由:古書などで、異なる価格を付ける場合があるから)。

  • 18時台にお客さまが12、3名とにぎやか。

5月25日 土曜日

天気:☀️
売上:¥57,852(30件)※うちECサイト売上:¥7,000(4件)

  • クレカ利用→ミネラルウォーター

  • 外国人のお客さまで、ネオンについてご存じのような方がおられた(コラボTシャツか、と聞かれた)。TシャツのSをご購入。

  • 通りがかりの団体のお客さまが、透明書店の名前の由来やコンセプトを質問してきてとてもおもしろがっておられた。購入には至らず。

  • リトルプレスを最近発売された方が来店、今日発注メールをしたタイミングだったので直納していただいた。棚をとても楽しんでおられた。

  • 近所にお住まいと思しき高齢の方が、『英語で読む百人一首』を購入。「開店したてのときより本増えたねえ」と仰っていた。

5月26日 日曜日

天気:☀️
売上:¥33,829(20件)※うちECサイト売上:¥2,700(2件)

  • 棚主さんが関わっている雑誌の編集長の方がシェア型書店についてのトークイベントを行うそうです(棚主さんからお知らせがありました)。

  • 外国人のお客さまが、電車の広告の写真を見せながら東野圭吾『クスノキの殺人』はあるかと尋ねられた。

  • ウェブ上で見かけた記事で、店で使っている音響ミキサーのアダプタが交換対象になっていることを知る(当該モデルの中にひびや割れが生じるものがある)。10日~2週間で交換品が送られてくるとのこと。現状目に見える異状は起きていないので使用は続けます。

5月27日 月曜日

天気:☁︎ときどき☔️
売上:¥35,531(24件)←イベントドリンク込み ※イベントチケット売上 ¥84,700(会場7名、オンライン42名)

  • 昼間は静か。

  • 透明書店でも置いているリトルプレスの著者さんが来店。連句のイベント(初心者向け句会みたいなもの。遠井も過去に一度参加したことあり)をやりたいとのこと。スペースレンタルだと現状1日単位になり、土曜希望なのでやや高くなる。時間貸しとかもあっていいのかもしれない。もしくはいつもの句会みたいに透明書店も共催でイベントとしてやるか。少し考えます。

5月28日 火曜日

定休日

5月29日 水曜日

定休日

5月30日 木曜日

天気:☁︎
売上:¥10,094(3件)

  • クレカ利用→ミネラルウォーター

  • お客さま少ない。2~3名/hペース。

  • 貸し棚の本が売れたら、購入された方の特徴を簡単にメモしておくこと(→棚主さんに伝える)。

  • エシカルスピリッツ、新しい商品を導入しました。LAST ELYSIUM(焼酎ベース、アルコール分42%) と REVIVE from IPA(ビールベース、アルコール分54%)。ぜひお試しください。

  • 6月中旬に展示をされるブンさんとのコラボグッズであるアンブレラマーカーが入荷したが、金具とゴム輪と本体がバラバラの状態で届き、こちらで内職して組み立てる必要あり。しかも金具が小さく固いのでペンチで曲げ / 戻す必要あり。計50個分。。6/14までに少なくとも半分は組み立てたいので毎日少しずつやるが、内職が好きな方はお店に来た際にやってみてもらえると超たすかります。

5月31日 金曜日

天気:☁︎
売上:¥10,610(7件、うち1件ECサイト)

  • ECサイトに表示していなかった『現代詩手帖 2024年5月号』がオンラインで購入された。ご本人にメールで伺ってみたところ、Google で書名で検索したら上から何番目かに表示され、在庫1冊ありとも出ていて購入できたとのこと。(確かに検索すると出てくる)在庫があれば即店頭から抜けばいいので問題はないが、ECで売っているつもりのなかったものも表示されるようだ(デフォルトで非表示になるわけではないのか?)。もう少し調べたい。「貴社からご購入できれば」と仰っていただいたのはうれしい。

  • 寿3丁目町会のお祭りに、ビール350ml × 24缶を寄付。¥5,050(カクヤスで購入しました)。レジから支払。明日朝持っていきます。

  • すごい静かな日。18時頃から5名ほど来店。

  • クラファン棚貸しライトで支援してくださった方々の本を並べました。6/16まで陳列します(通常支援してくださったが利用辞退された方のぶんは、6/30までにします)。


デザイン:Samon inc. 編集:株式会社ツドイ 

お知らせ:note無料メンバーシップ「透明書店バックヤード」

透明書店をもっと身近に感じてもらくて、書店経営の裏話を語る無料のメンバーシップ『透明書店バックヤード』を開設いたしました!「参加する」ボタンを押すだけで、無料で気軽にメンバーになることができます。

中央に「透明書店バックヤード」のタイトルと本が画面中に散らばっているキービジュアル。

記事では盛り込みきれなかった、書店経営の裏側を不定期Podcastでお届けします。まるでバックヤード(従業員控え室)でくりひろげられるような愉快な内緒ばなしを、ぜひお楽しみください。